肩の手紙
五十を過ぎて、肩がよくならない朝が続いている
ブラウスの左の袖が、半分で止まる朝がある。右の手で布を引っ張って、通す。通ったあとも、肩のつけ根に布の跡が残る。
やかんは、痛いほうの手では持たない。持ち替えて、コンロの前で一回止まる。
布団では、痛いほうを下にできない。下にすると、まだ暗いのに目が覚める。孫を抱くときだけ、笑う前に肩へ力を入れる。前は、逆だった。
一年くらい、こういう朝が続いている人の話です。楽な週もある。戻る週のほうが長い。
湿布は、箱のまま引き出しに残っている。カイロは、当たっているあいだだけ温かい。痛み止めを飲んだ夜は静かで、翌朝の袖は同じ場所で止まる。整骨院の帰りは肩が軽くて、次の同じ曜日には、また引っかかる。注射でしばらく小さくなって、また同じところがうずいた人もいます。整形外科で「切れてはいない」と言われ、湿布をもらって帰った人もいます。
やっていない人の話ではありません。やったことが、朝まで残らなかった、という話です。
一人、朝の場面だけ
六十前後の女性です。名前は出しません。町も出しません。星も付けません。店のレビューを写したものでもありません。似た話が何人かあったので、一人にまとめています。
朝、畳の部屋でブラウスを着ていました。左の袖が、肩の途中で止まった。右の手で布をたぐって、なんとか通した。鏡は見なかった。
「手術で直してほしい」とは言っていません。明日の朝、同じところで止まってほしくない。それだけでした。
肩は、肌のすぐ下にはない
肩の関節は、肌から奥にあります。湿布もカイロも、当たった肌は温まる。はがすと冷える。奥は、朝のままであることが多い。これは、うちが見つけた理屈ではありません。診察室で、もう聞いたことがある人のほうが多い話です。
痛み止めは、そのあいだだけ、痛みを感じにくくします。切れたら、うずきは戻ります。通院は、その日の肩をほぐします。楽なのは、たいてい数日です。
どれかが下手だった、とは思いません。肌を温めることと、痛みを感じにくくすることと、週に一度ほぐすことは、別々のことをしています。朝、袖が止まる場所は、そのあとにも残ります。
それぞれ、なぜ朝まで残らないか
湿布とカイロは、気持ちがいいです。しばらくすると、端から冷えてきます。肩の奥まで、温度は残りません。
痛み止めは、その夜の布団では役に立ちます。翌朝、やかんの前でためるのは、だいたい戻っています。
整骨院は、帰りの肩が軽い。布団を敷く頃には、また途中で腕が止まる人がいます。自分で肩を回す人もいます。その晩は少し回る。朝の袖は、別です。
手術の話まで出ている人に、「やめておけ」とは書きません。必要な手術は、必要なままです。この手紙は、その前の、家の夜の話です。どうするか決めているあいだ、家で肩に何を置くか、です。
同じ十五分に、温度と振動
温めるだけでは、カイロと同じで冷えます。振動だけだと、温度は残りません。この袖は、選んだ温度を肩に置いたまま、振動を足します。十五分くらい。コードはありません。皿を洗ったあとの席で足ります。
温度は五段階です。40℃、45℃、50℃、55℃、60℃。振動は弱、中、強。モードのボタンもあります。60℃まで出せる、というのは機械の設定の話です。全員が60℃で使う、という意味ではありません。熱い人は下げています。
肩の中が作り直される、とは書きません。測っていません。ある人は、十五分のあと肩が少し軽い、と言います。ある人は、翌朝、シャツの袖が途中で引っかからなかった、と言います。そうでない人もいます。最初の夜に「温かくなった」で終わる人もいます。全員には約束しません。医者の代わりにもなりません。気になることは、これまで通り診てもらってください。
時間の話は、短く
最初の夜は、一分から二分で表面が温まります。そこで「温かかった」で止める人がいます。
何晩か置いた人のうち、何人かは、朝に腕を出すのが少し楽だった、と言います。何日目とは書けません。週で区切った表は、この手紙にはありません。
九十日というのは、返品できる日数です。肩がよくなる日の目安ではありません。
袖は、一本です
RecoveryPulse™ 3in1 温熱マッサージャー。にこっと屋の、暗いグレーの袖が一本です。肩にも、ひじにも、ひざにも巻けます。一度に一箇所です。今日は肩に巻いて、別の日にひざ、という使い方です。この手紙は、肩だけを書いています。
充電して使います。コードは付いていません。表示を見て、温度と振動を選びます。ボタンは、電源、マイナス、プラス、M。Mはモードです。
巻き方は、肩にかけて、面ファスナーで締め具合を見る。きつく巻く必要はありません。十五分です。
皿のあと、十五分
さっきの人は、皿を洗い終わってから、左肩に55℃で十五分巻いていました。振動は弱。テレビはつけていません。窓の外が暗くなるのを見ていた、と言っていました。
翌朝、同じブラウスの袖は、途中で止まりませんでした。腕を頭の上まで上げた、とは書いていません。手術の予定をやめた、とも書いていません。袖が通った。それだけです。
一つ、困ったこともあります。夏の部屋では60℃が熱すぎて、55のままにしています。面ファスナーの端がブラウスの襟に引っかかるので、外すとき一回、爪で起こしています。使わない日は、クローゼットの下で場所を取ります。
これは何か。ではないか
温熱と振動の袖です。家で、十五分、一箇所に巻く。それ以上のことはしません。
治る、とも、治らない、とも、ここでは断定しません。合わなければ戻せます。通院をやめていい、とも書きません。医者の診断の代わりにもなりません。
三台、別に買う前の値段
部位ごとに温熱の道具を別に買った場合の、店の比較です。
- 肩用の温熱サポーター 税込10,440円
- ひじ・肩用の温熱スリーブ 税込12,240円
- ひざ用の温熱・振動サポーター 税込12,780円
三つを足すと、税込35,460円。送料は入っていません。
RecoveryPulseの単品、本体一台は、税込12,959円。差は22,501円です。
これは、買うときの値段を並べた例です。向こうの三つの道具と、この袖は、仕様が同じではありません。同じ性能だと言っているわけでもありません。RecoveryPulseは、一度に一箇所だけ使います。セットを選ぶと、商品ページの価格と中身の表示が切り替わります。セットの中身と値段は、この手紙には書きません。商品ページにあります。ここに書いた単品は、12,959円です。
参考の値段は、2026年10月4日にEfeelの商品ページで見た税込価格です。値段も、送料も、在庫も、変わります。
この単品は税込10,000円を超えるので、送料はかかりません。10,000円未満の注文だけ、全国一律880円です。いつでも無料、とは書いていません。
届くのは、注文からだいたい7日から10日です。追跡番号は付きます。北海道も、沖縄も、離島も、同じくらいです。
九十日、家で見てからでいい
届いた日から九十日です。合わなければ、そのあいだに連絡すれば返品できます。気が変わっただけの返送料は、お客さんが払います。不良や、破損や、違うものが届いたときは、届いてから七日以内に連絡してもらえれば、返送料は店が持ちます。
メールは support@nikottoya.com です。注文番号を書いてください。受け付けは、月〜金の10時から17時、日本時間です。土日祝は休みです。返事は、二営業日以内に、日本語でします。
届いてから、肩に巻いてみてください。朝の袖が変わるかどうかは、ここでは約束しません。合わなければ、九十日のあいだに戻せます。